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USD 第1期 創業1984年〜 TDK様向けNC装置開発
 USDは1984年、工業用ロボットのアーム動作用NC装置を開発するために設立されました。創業当初からメインのパートナーとして取引を開始したのはTDKです。

 当時、TDK様ではプリント基板上に電子部品を配置するチップマウンタを製造販売していましたが、自社製品を差別化するために新たな展開を模索していました。チップマウンタメーカー業界各社は、NC装置市場で独占的な地位にあるFANUC社製品を購入し自社装置に組み込み製品化していましたが、既製品のために細かな対応が取れず、価格面でも優位性が保てないという問題を抱えており、TDK様もこの問題に直面していたのです。

 チップマウンタ製品は採用する側の企業の視点から見ると生産性に直結する装置であるため、常にスピードと精度が要求され、尚かつ吸着ノズルを使用して取り扱う制御点数が多いという難しい製品であり、その中枢であるNC装置の改善には特殊技術が必要となります。このような背景からTDK様よりUSDに「TDKチップマウンタ専用NC装置」の開発依頼が来ることになりました。中型チップマウンタ用の開発から始まり、時代の変遷に合わせて大型用、そして小型用と開発・製造は進みパートナーシップは長期にわたりました。
USD 第2期 1990年〜 カラー印刷機用画像処理装置
 1990年初頭より印刷用輪転機の世界にも変革の波が押しよせ、モノクロからカラー輪転機へと移行していきました。カラー化になるとこれまで一つの版で済んでいた行程が、C版、M版、Y版、K版からなる4つの版を重ね合わせて印刷物を製作するようになり、それぞれの版がズレて印刷物に滲みなどの不具合が起きないようにトンボと呼ばれるガイドラインにより位置合わせをするようになります。このトンボの位置をカメラにて認識しNC制御にて正しい位置に修正をする「輪転機用自動見当装置」を開発、三菱重工様、コモリ様を初めとする大手主要5大メーカーに納入し、その後、日本中の印刷工場が切り替わるまで製造を続けました。

 この流れに2〜3年遅れで、新聞用の輪転機もより高速なタワー型へと進化していきました。USDではこの流れにも対応し「新聞輪転機用自動見当装置」を開発、新聞各社様へ納入しました。
USD 第3期 1993年〜現在 VMEバスを利用した画像処理ボード開発
 1990年代中盤に東京電子工業様(現:東芝テリー様)と共同開発にて汎用画像処理ボードを開発、現在まで製造販売しています。目的は、当時より生産量が増加していった液晶生産ラインにおける検査の自動化です。主に日本国内の工場と台湾で使用されています。特色としては、モトローラ社が開発したIEEEで規格化された産業用のVMEバスを使用することでスロットインタイプとなっていることです。これによりCPUや画像処理部、NC制御部を複数ボードにて構成することが可能となり、汎用性とカスタマイズ性の向上を両立しました。
USD 第4期 1999年〜現在 画像処理ワンボードテクノロジー
 今まで汎用的だった画像処理ボードを専用化しコストダウンするために、1999年、最初のワンボード製品「スタンドアロン型カラーラインCCDカメラ使用画像処理選別機」を開発/製造しました。その後、自動目視検査のさらなるニーズに応えるために当製品はラインカメラへの対応も果たしました。このワンボードテクノロジーは2002年にさらに進化し、画像処理部、操作・表示部、NC制御部、汎用入出力部を一つにまとめた「μVAX」の開発へと受け継がれていきました。これにより画像処理から制御までに必要な全てがワンボックス化され、現在まで、自動車のヘッドライトテスター、医療用尿検査装置、医療用細胞診断支援システム、米、紅茶、大豆、塩など粒状農作物を選別検査するシステムなどに応用されており、今後も様々なアプリケーションへの応用が期待されています。
カラー輪転機用自動見当装置
VMEバスを利用した
画像処理ボード
最初のワンボード
ワンボード
μVAX
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